肝(かん)とは

肝について
(五行論の”木”に属する)

大地の養分を吸い上げて成長する樹木のように、気血を下から上へと放散させる役割を持ちます。

肝は体内の血液量を調整したり、「気・血・津液」を滞りなく巡らせる働きがあり、まさに“キモ”の臓器です。

肝は筋肉や自律神経、爪や目とも関わりが深く、肝が不調になると手足のしびれや筋肉のケイレン、イライラしやすくなったり、目の充血などを引き起こします。