夏バテの養生法とは

夏の極端な暑さは「暑邪」となって体内に入り込み気を消耗させます。

また湿気からくる「湿邪」も消化吸収(脾胃の機能)を低下させて気の不足を招きます。

  1. 冷たい物の摂り過ぎで体内の水分が停滞し、脾胃が不調になるタイプ。
     →あずき、スイカ、とうもろこし、トウガンなどで余分な水分を排出する。
  2. 夏の間に頑張り過ぎて、夏の終わりから秋口に体調を崩すタイプ。

 ⇒皮膚の乾燥や強い倦怠感が起こり気と陰液を消耗させる。
 →山いも、しいたけ、ジャガイモ、なつめなどで気や陰液を補う。

 

【今月のツボ】

「足三里(アシサンリ)」=脾胃の働きを高める

・スネの外側の筋肉が始まる所、ひざの皿の下端から指4本分くらい下。

  1. 冷たい物の摂り過ぎタイプは、温かい飲食物を摂るようにしましょう。
  2. 眠気やダルサを感じたら、ちゃんと休養をとり無理はダメです。

8月下旬の涼しくなった頃からは、風邪症状やアレルギー、身体の痛みなど調子の悪い方が激増しました。

でも実はエアコンが普及した現代、夏の暑さ負け(夏バテ)は減っていると思います。

 

エアコンでほどほどに室温を管理ができると・・ 

→食欲が落ちず食べられる 

→わりと調子良く動ける 

→動き過ぎ・休養が不足した秋にガクッと調子を崩す 

=いわゆる「秋バテ」と表現したほうがピッタリの方が増えています!

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