病気になる原因は、「外因」 「内院」 「不内外因」の3つに分類されます。
「外因」とは体の外部から侵入してくる病邪ののことです。
自然界には、「風・寒・暑・湿・燥・火」の6つの気があり、気候の変化によって万物を育む働きがあります。
この「六気」に過不足があると体に悪影響を及ぼします。
病邪となった「六気(六淫)」は口や皮膚から体内へと侵入していき、体の抵抗力より病邪の勢いが強いと病気を発症しやすくなります。
病邪の種類によって症状も治療法も異なります。
首などが冷えて調子を崩す(寒)
乾燥による鼻・ノド等粘膜へのダメージ(燥)
手洗いうがいで予防するウイルスなどは現代的ですが、
これらが外因にあたります。