聞診(ぶんしん)とは

「聞診」とは、耳と鼻で患者の状態を聞く診断法です。

声の強弱や呼吸の深さ、咳の有無、口臭・体臭などの匂い、げっぷやあくびなどの様子から体全体の「寒熱」や「虚実」などを見分けたり、内臓の状態を推察します。

四診法(ししんほう)の中の「聞診」は別名『聖技』といい、『神技』の「望診」と同様に高い技術と経験が必要です。