一般的な針のイメージは注射針だと思います。
注射針は液体を体内へ通す目的を持つため曲がらなく固いですし、先端が鋭利なため刺す時に痛みを感じやすいです。
一方、鍼治療用の針はツボへ刺激を与える目的の道具です。直径は0.2ミリ以下と髪の毛くらいです。血管に刺すことができないほど柔らかいです。針の先端は少し丸くなっていてほとんど痛みを感じないように工夫されています。



日本では、江戸時代に鍼治療の技術が確立されたと言われています。
無痛鍼管と呼ばれる道具、より痛くない針の刺し方や、安全面など様々な工夫があります。