鍼と灸、あん摩マッサージ指圧は、それぞれ刺激の種類は違いますが、ツボに刺激を加えることが目的です。
身体は外部から刺激を受けた箇所へ血液が集まる反射があります。
実際に鍼灸を受けると、血流の改善、白血球数の増加、体表温度の上昇などの変化がおきます。
その反射を利用し自然治癒力を高めるのが鍼灸治療です。
指圧マッサージは手でツボを圧迫します。表面のコリやむくみに対するアプローチが得意です。
鍼治療は細い針を使用しツボを刺激します。
深部のコリ、痛み、しびれに対して効果的です。 灸治療は、もぐさを用い温熱刺激をツボに与えます。冷えや内臓バテに効果的です。
鍼灸治療は刺激の特性と、同時に複数のツボに対して刺激を加えられるため、大きな変化が期待できます。
痛みの緩和、自律神経の安定、改善しなかった症状の変化など、多くの方が効果を実感しています。
鍼灸は皆さんがお困りの肩こり・腰痛・関節痛をはじめ、冷え症・便秘・アレルギー・耳鳴り・うつ… 適応症状はたくさんあります。
私が鍼灸治療で1番得意だと思っているのは「予防のための治療」です!
痛みやしびれはもちろん、倦怠感、気分が沈んだ状態では、生活の質が低下します。
ひどくなる前に定期的に解消していくことで、気分良く動きやすい体調になります。
現在、当院に通われている多くの方は、お困りの強い症状がきっかけであっても、結果的に養生のための治療に通われています。