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鍼灸

    灸治療とは

    「灸」とはヨモギの葉から作られた「もぐさ」を燃焼させ、体を温める治療法です。 ヨモギの薬草効果と温熱により、血行や気血の流れがよ良くなり、様々な不調が改善されます。 現代では、皮膚に直接もぐさをのせる直接灸よりも台座にもぐさを置く間接灸が主流になっています。 昔ながらの直接灸もとても効果的ですが、レストでは筒の上にもぐさを置く間接灸を使用してます。 いっぺんに10ヵ所位のツボに温熱刺激が加えられるのでので、とても効果的なんです!  

    鍼治療とは

    ~東洋医学的概要~ 病変のある部位や臓腑と関わりの深い経穴(ツボ)に、専用の鍼を用いて刺激を加える治療法です。 経穴を刺激することにより経絡を通る気や血の流れが改善され、さらに陰陽のバランスを整えて本来の健康な状態に戻すものです。 また自律神経のバランスを整え、心身をリラックスさせる効果もあります。   鍼治療は古代中国で始まり、日本では江戸時代に確立され広まりました。 明治時代に蘭学が入り現代に至るまで西洋医学が主流となりましたが、代替医療として様々な症状に対する有効性がWHO(世界保健機関)にも認められています。 鍼の効果は、筋肉をゆるめて痛みなどを緩和する、白血球数が増加し免疫力が上がる、血流が活発になり代謝が上がる…、などがあげられます。   こちらのサイトも参考になります↓ (公益社団法人)日本鍼灸師会 鍼灸の適応症   日本で最もよく用いられている鍼治療法は「管鍼法(カンシンホウ)」という、江戸時代に「杉山 和一」によって考案された方法です。 鍼管(シンカン)に入れた鍼の柄を叩き刺入することで、痛み(切皮痛)を和らげます。 鍼管は以前ステンレス […]

    灸治療とは

    灸治療とは、乾燥させた蓬(ヨモギ)の葉からなる艾(モグサ)を燃焼させ、その温熱を利用した治療法です。 当院では、構造上ヤケドの心配が極めて少なく、熱刺激の柔らかい『温灸』を使用しています。 効果としては、増血作用(赤血球増加・血流改善)や、免疫機能の向上(白血球増加)などがあります。 灸は特に冷えを伴う症状に効果的なので、寒いこの季節にオススメです。 【余談】 「灸」は約三千年前の古代中国の北方地方に端を発し、鍼や湯液などの伝統中国医学として、遣隋使や遣唐使(600~894年)により日本へ渡ってきたと言われています。 徒然草に「40歳以上の者は三里に灸をすると、のぼせ(高血圧)を引き下げる」とあったり、奥の細道では「三里に灸すゆるより」と旅路での足の疲れを癒すなど、灸は庶民的な民間療法としても伝わっていきました。 「灸」という言葉が、子供などを強く叱る意味の「灸を据える」「○○にお灸」など、お仕置き・制裁などの例え(隠喩)として残るのは、民間療法として一般的だった証です。 ※90年頃までは、新聞記事などに「汚職○○に厳しいおキュウ」などと書かれたこともありますが、「お灸は東アジアの […]

    鍼はなぜ効くのか

    針治療の原型は石器時代の古代中国で発明されたと言われています。 現在では、主に中国医学の理論に基づいて「経穴」(ケイケツ)というツボを中心に皮膚・筋肉に対して刺激を与える方法が一般的です。 鍼の刺激は脊髄から脳へ伝わり、自律神経系(交感神経・副交感神経)、内分泌系、免疫系等に働きかけます。 自然治癒力が向上すると「内臓機能の活性化・血液やリンパ液循環の改善・痛みやコリを和らげる」など作用があります。 古来から『未病治』という予防医学として発達した技術、現代人のさまざまな症状にも効果があります。 (2011-12-08 アメブロ鍼灸指圧マッサージ レストより再掲)