東洋医学で体のしくみや病気を考える時の概念に「気」「血」「津液(水)」という3つの要素があります。
「気」 - 目に見えない生命活動のエネルギー。
「血」 - 血液とその働きや循環作用。
「津液」 - 体液など体内に存在する血液以外の水分。
気・血・津液はお互いに影響しながら、体内を絶えず巡ることで健康を維持しています。
東洋医学では「気・血・津液」のバランスが崩れると、体に不調が現れると考えます。
どこのバランスが崩れたのかを調べたり、体質を見きわめることが、治療法を決定したり養生のアドバイスへとつながっていきます。
次回からは、「気・血・津液」それぞれの詳しい説明をしていきます。
(2012-03-14 アメブロ鍼灸指圧マッサージ レストより再掲)