「カゼ」の養生法
病気には、体の機能が低下して起こるものと、悪いもの(病邪)が外から侵入して起こるものとがあります。
カゼは身体に吹き込むすきま風のような「風邪(ふうじゃ)」が主な原因です。
体に侵入した病邪と体の抵抗力との闘いが、カゼの様々な症状なのです。
<カゼの主な養生法>
・漢方―葛根湯
・体を温める食材―長ネギ・しょうが…
・体を冷ます食材―大根、ゴボウ…
お勧めのツボ
「風邪」が出入りする「風門(ふうもん)」を
ドライヤー・熱めのシャワー・使い捨てカイロなどで温める。
場所
首を曲げた(下を向いた)時にでっぱる骨から、
2つ下の背骨で指2本分外側)
ちょっとでも「風邪っぽいかな?」 と、思ったら早めの養生が重要です!
体力のあるうちは、しっかりと暖くして寝るなどして、汗をかくことで抜けるカゼもあります。
しかし、風邪(ふうじゃ)が体の奥へと進むと、つらい症状が増し治りにくくなります。
日ごろから睡眠と栄養をしっかり取り、それでも溜まる疲れは鍼灸マッサージで取り除きましょう!
自分自身の体力・免疫力が高ければ、病邪(びょうじゃ)の侵入を防げますよ。