2015年

    病気の外因について 寒邪(かんじゃ)編

    『寒』は寒冷の気をもつ病邪で、肌や呼吸器官・内臓に侵入します。 そのため体内の陽気が衰えて、寒気や発熱、さらに冷えを伴った吐き気や下痢などの症状も起こります。 また冷えによって気血の滞りや体のこわばり・痛みが出ることもあります。 寒邪の予防には、体を外からは防寒し、内からは食養で温めることが重要です。 食養にはネギ・ショウガ・しそ・シナモンなどがおすすめです。 マフラーやネックウォーマーで首の保温、手袋の着用などの防寒は一般的ですが、腰やお腹などに使い捨てカイロをあてるのも有効です。 それと、上半身はしっかり着込むのですが、下半身の保温が不十分な方も多いと思います。 最近は、おしゃれで機能的なインナーもあります、気になった方は試してみてください。 まだまだ油断できない陽気です、しっかり「寒邪」を防ぎましょう!

    病気の外因について

    病気になる原因は、「外因」 「内院」 「不内外因」の3つに分類されます。 「外因」とは体の外部から侵入してくる病邪ののことです。 自然界には、「風・寒・暑・湿・燥・火」の6つの気があり、気候の変化によって万物を育む働きがあります。 この「六気」に過不足があると体に悪影響を及ぼします。 病邪となった「六気(六淫)」は口や皮膚から体内へと侵入していき、体の抵抗力より病邪の勢いが強いと病気を発症しやすくなります。 病邪の種類によって症状も治療法も異なります。 首などが冷えて調子を崩す(寒) 乾燥による鼻・ノド等粘膜へのダメージ(燥) 手洗いうがいで予防するウイルスなどは現代的ですが、 これらが外因にあたります。