2017年

    五臓六腑(ごぞうろっぷ)とは①

    東洋医学では生体機能を五臓 「肝・心・脾・肺・腎」(「カン・シン・ヒ・ハイ・ジン」) 六腑「胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦」(「タン・ショウチョウ・イ・ダイチョウ・ボウコウ・サンショウ」)に分類します。 臓腑の間には表裏関係があり、1つの対となっています。 また、五行に属し相生・相克(ソウセイ・ソウコク)関係を持ちバランスを保っています。 五臓六腑は「気・血・水」などの生成・運搬・貯蔵を担うなどの東洋医学独特の考え方があり、現代(西洋)医学でいう臓器の働きとは必ずしも同じではありません。   肝の働き ・気血の流れをコントロールする。 ・血の貯蔵、解毒。 ・胆のコントロール。 機能亢進 怒りっぽくなる、目の充血・痛み、口の苦さ、ノドのつかえ、腹部の張り、月経不順など。 機能低下 筋肉の痛み・つり、爪割れ、抑うつ状態、目のかわき・かすみなど。 働きを乱す原因 ストレス、過労、栄養不足。 関連する臓器(腑)  胆   心の働き ・感情・感覚・施行などのコントロール   ・全身に血を送るポンプ   ・汗の分泌をつかさどる  etc・・   機能亢進 発熱、イライ […]

    五行論(ごぎょうろん)とは

    東洋医学には「五行論」という考え方があります。 これは自然界すべてのものを「木・火・土・金・水」(モク・カ・ド・コン・スイ)の5つに分類するというものです。 それぞれには特性があり、また互いに相手を強める作用(相生関係)、相手を抑制する作用(相克関係)を持ちバランスを保っています。 「木」・・のび広がっていく性質 「火」・・温熱・上昇の性質 「土」・・生み育てる性質 「金」・・変化・収縮の性質 「水」・・下ろす、潤おす性質  

    虚実(きょじつ)とは

    治療を行ううえで重要な考え方の1つとして「虚実」があります。 「虚証(キョショウ)」とは、体にエネルギーが不足している状態のことです。 あらわれる症状は、不足しているものや部位によりさまざまですが、症状が軽く長引きやすいことが多いです。 治療は不足しているものを補います。(補法)   「実証(ジッショウ)」とは、体に余分なものが溜まっている状態のことです。 急激に強い症状が発現しますが、比較的に回復が早いのが特徴です。 病邪を特定し取り除く治療を行います。(瀉法)   【気】  東洋医学でいう「気」は、生命活動のエネルギー源であり、活動を推進する重要なものです。 気が不足(虚/キョ)している状態を「気虚(キキョ)」といいます。 倦怠感・食欲不振・手足の冷え、自汗(ジカン※)などの症状が現れます。 実証(ジッショウ)には気の流れが滞る「気滞(キタイ)」、逆行する「気逆(キギャク)」があります。 気滞は精神の抑うつや腹部の張り、おならなどの症状。 気逆は咳やげっぷ、胃のむかつきや吐き気、イライラなどの症状が現れます。 ※自汗:暑くなくてもじっとりと汗ばむ状態。 &nbs […]